なぜDXを進めることで生産性が向上するのか?メリットやデメリット・方法を徹底解説

2024.05.08A0 生産管理
なぜDXを進めることで生産性がするのか

現在、多くの企業がDX促進による生産性の向上を考えていますが、DXを円滑に進められている企業は多くありません。この記事では「DXを促進し生産性を向上させたい」という方に向けて、生産性向上にDXが必要な理由について解説しています。また、DXによる生産性向上のメリット・デメリット、業界別のDXによる生産性向上の方法やDXによって生産性が向上した事例についても紹介しています。製造業のDXを進めるために生産スケジューラの導入を検討している方は、ぜひお役立てください。

【目次】
■DXとは
■生産性の向上にDXが必要な理由
■DXによる生産性向上のメリット・デメリット
■業界別のDXによる生産性向上の方法
■DXによって生産性が向上した事例
■DXによる生産性向上を検討している方はアスプローバの生産スケジューラがおすすめ!

DXとは

DXは「Digital Transformation」の略で、将来の成長や競争力強化のために新たなデジタル技術を活用して、新たなビジネスモデルを創出、柔軟に改変することを指しています。企業が新しいITシステムを導入し使いこなすことで、既存のシステムを使用するよりも短期間で同様の業務が行えるようになり、無駄も省けるため生産性が向上します。

生産性の向上にDXが必要な理由

これからの時代、企業の生産性を向上させるにはDXを進めることが必須ですが、なぜ生産性向上のためにDXの促進が求められるのでしょうか。ここではDXが求められる背景と、現場で働く人の意識改革も必要の2点について解説します。

DXが求められる背景

デジタル化が求められる背景には、デジタル化の進展によるビジネスの多様化が関係しています。かつての消費者は「モノ」を購入していましたが、現在はアプリケーションやシェアサービスなどの「デジタルサービス」の利用にお金を使う傾向が強まっています。今後もデジタルサービスへの期待は高まり続け、企業のデジタル化への対応は必須です。またデジタル化に伴い、企業を経営するためにはデータを適切に扱え、分析する能力が必要です。そのため、企業はデジタル社会に適応するためにDXを進める生産性を向上させる必要があります。

現場で働く人の意識改革も必要

DXを進める際には、現場で働く人の意識改革も必要です。企業内のデジタル化やITシステムを導入しても、使いこなせなければ、過去のシステム同様、足かせになる可能性があります。そうならないためにも新しいITシステムを使いこなす人が重要になりますが、人材が不足している状況です。現在、IT関連費用の80%は現行ビジネスの維持や運営に振り当てられ、資金や人材への戦略的なIT投資は後回しになっています。そのため、企業側もスキルの高いITエンジニアの確保と在籍しているスタッフのスキルアップへの投資が必要です。

DXによる生産性向上のメリット・デメリット

これからの時代、より生産性を向上させるにはDXを進めることが必須です。しかし、DXを進める際にはデメリットもあります。ここではDXによるメリットとデメリットのそれぞれについて解説します。

DXによる生産性向上のメリット

国から企業のDX促進を求められていますが、DXを進められている企業は多くありません。DXによる生産性の向上を図ることで、以下3つのメリットを享受できます。DXをなかなか進められない企業の方はぜひ参考にしてください。

  • 競争力の向上
  • 職場環境改善
  • ロスの削減(人手が少なくても仕事が回せる)

競争力の向上

企業はDXを進めることで付加価値を生み出すことが可能になるため、生産性や競争力が向上します。Webアンケート調査会社によると2021年度単体売上高別DX取組状況は、売上金額が多い企業ほど「全社戦略に基づき、全社的にDXに取組んでいる」や「全社戦略に基づき、一部の部門においてDXに取組んでいる」と答えていました。そのため、生産性が増すことで競争力も向上し、売上金額の拡大にもつながります。

職場環境改善

企業がDXを進めると情報を一元化して管理すると、各部署間での連携が取りやすく、データを管理しやすくなるため職場環境が改善します。しかし、既存のシステムでは、多くの企業で部署ごとにシステムが異なっていたため情報管理に難渋していました。そのため、新しいシステムを取り入れることで見通しの良い情報管理ができ、職場環境が改善されます。

ロスの削減(人手が少なくても仕事が回せる)

企業がDXを進めるとITシステムが業務を代替し今までよりも短い時間で業務が可能になるため、業務のロスを削減でき人手が少なくても仕事が回せるようになります。時間や人件費などのロスを削減することで、余った時間で他の業務を行えるようになり、生産性が向上します。

DXによる生産性向上のデメリット

企業がDXを進めることでのメリットは大きいですが、一方でデメリットも存在します。新しいITシステムを導入する際は必ず費用が発生し、使いこなさなければ真価を発揮できません。しかし、以下3つのデメリットを解決すると生産性は向上するため、1つずつ確認していきましょう。

  • 費用の発生
  • DX推進に適した人材の不在
  • 全社的な取り組みにする必要がある

費用の発生

DXを進めるには、新しいITシステムの導入のために多額の費用が必要です。中小企業のDX推進に関する調査によると、従業員規模21人以上の企業の18%が「予算の確保が難しい」と答えています。しかし、2025年までにDXが進まなければ現在の約3倍の経済損失が起きると予測されています。そのため、多額の経済損失を回避するためにも、DXを進めるための費用が必要です。

DX推進に適した人材の不在

中小企業のDX推進に関する調査によると、従業員規模21人以上の企業では41.8%が「DX推進に適した人材が不在」であると答えています。日本では2018年にDXという言葉が誕生しデジタル化が急速に求められますが、DXを進めるためのスキルを持ったITエンジニアが少ない、または不在の企業が多くあります。そのため、今後企業がDXを進めるためには、標準的なスキルを持ったITエンジニアの確保が課題です。

全社的な取り組みにする必要がある

今後DXによる生産性向上には、各部署のレガシーシステムによる情報の不透明さを改善するために、全社的な取り組みが必要です。全社でDXを進め情報が一元化されることで、情報共有が円滑になり生産性が向上します。

業界別のDXによる生産性向上の方法

DXによる生産性向上の方法は業界により異なります。今回は以下3つの業界を中心に紹介します。

  • 製造業
  • 情報・通信業
  • 運送・物流業

製造業

製造業でDXを進めるためには、属人化を防ぐために自動ロボットの導入が有効です。この自動ロボットの利用により、特定のスタッフに依存することなく、どのスタッフでも同じ品質と効率で作業を行うことが可能になります。具体的には、複数の工程を1台のロボットで処理することで、機械設備の運用コストと人件費の削減が見込まれます。さらに、ロボットによる作業の自動化と統合により、製造プロセスの効率化が進み、日々の生産量の向上に寄与します。

また、DXによって構築された効率的なシステムを利用することで、従業員の位置情報の把握や作業の進捗状況をリアルタイムで確認できるようになります。これにより、資材調達から製造、出荷までのプロセス全体のリードタイムを大幅に短縮することが可能です。リードタイムの短縮は、市場への迅速な対応と、顧客満足度の向上に貢献し、結果として全体の生産性の向上につながります。

情報・通信業

情報・通信業でDXを進めるためには、テレワーク環境を導入し、自宅でも会社と同様に業務できる体制の構築が必要です。通勤時間が減ることで仕事に時間を費やせるようになり、顧客に対しても安心してシステム開発を行えるようになります。また、Webシステムで入力したデータを自動的に伝票へ書き起こすことで、申込から売上成立、請求までの自動化を図れます。

運送・物流業

運送・物流業でDXを進めるためには、配送計画や遅延を可視化するために車両にGPS装置を付け、車両の正確な現在位置を把握することが必要です。実際にGPSを付けた結果、毎月のダイヤ検証は12時間から6時間に減少しました。また、在庫管理システムによる生産性向上を図る必要もあります。システムに置き換えることで、電話やFAXによる注文が大幅に減少するため、短い労働時間で業務を行えるようになります。

DXによって生産性が向上した事例

製造業でも実際に、DX推進することで成功を収めた企業があります。ここでは製造業におけるDXとして、「アスプローバ」の生産スケジューラを導入した以下2つの企業がどのように生産性が向上したのか紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

  • 小林クリエイト株式会社 様
  • アリアケジャパン株式会社 様

小林クリエイト株式会社 様

小林クリエイト株式会社は、国産初の記録紙の製造販売から始まり、ビジネスフォーム分野や情報サービス分野へと事業領域を拡大してきた企業です。高度化する市場の要求に対応するためには、複数の事業間の連携強化が課題でした。しかし、アスプローバの生産スケジューラ導入により、以下のような結果が得られました。

  • 生産管理部門の問合せ業務工数も大幅に削減
  • 計画業務の時間あたりの生産量を30%以上向上
  • 20%程度であった即日納期回答率が80%まで向上

小林クリエイト株式会社様からは以下のような声が聞かれました。
“印刷業の生産管理は非常に複雑であるため、熟練のスタッフしか行えませんでした。Asprovaは初めから豊富な機能を実装しているため、熟練のスタッフのノウハウを実装できます。Asprova導入により生産管理の人材が7人から3人に減少しました。”
参照: 小林クリエイト株式会社 様

アリアケジャパン株式会社 様

アリアケジャパン株式会社は天然調味料および加工食品の製造、販売を手がける企業です。以前は限られたベテラン社員のみが、予測のむずかしい生産計画を立案していたので、誰でも行える業務ではありませんでした。しかし、アスプローバの生産スケジューラ導入により、以下のような結果が得られました。

  • 年間1,000万円のコストダウン
  • 管理者の工数を年間約500時間削減
  • 生産計画立案担当の工数は43%削減

アリアケジャパン株式会社様からは以下のような声が聞かれました。
“弊社にとって生産スケジューラの導入は、長年の悲願でした。今回はベンダー企業と協力しAsprovaの機能を確かめ、スモールスタートで成功体験を積み重ねたことが功を奏したと思います。”
参照 :アリアケジャパン株式会社 様

DXによる生産性向上を検討している方はアスプローバの生産スケジューラがおすすめ!

今後、企業の生産性を向上させるにはDXを進めることが必須です。DXによる生産性の向上を図る際、業務の生産管理をスムーズに進めるためには、スケジューリングの段階がとても重要です。生産スケジューラを導入することで、社員が簡単かつ短時間で業務を行えるようになります。多くの企業がDXを進められない中、弊社アスプローバの生産スケジューラを導入し、DXを進め生産性を向上させた企業様からは以下の意見をいただきました。

  • 年間1,000万円のコストダウンできた
  • 管理者の工数を年間約500時間削減できた
  • 計画業務の時間あたりの生産量を30%以上向上した

また、アスプローバの生産スケジューラ導入によって具体的にどのような業務改善が実現したのか、詳しくはこちらのページをご確認ください。

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