漫画でわかる! 熱処理工程などバッチ生産の最適化は兆京を超える膨大な「組合せ最適化問題」

2022.09.08S2:炉や槽の詰込みを最適化したい , X4:漫画でわかる生産スケジューリング

ストーリーの主人公は、未来製作所 金属加工工場の熱処理工程担当の青木です。
金属加工工場は、生産スケジューラAsprovaを導入して、すでに運用をはじめています。しかし、熱処理工程はバッチ生産、つまり、複数の部品をまとめて処理するという特殊な工程です。そのまとめ方はAsprovaの標準機能では不可能だったため、今だに青木がExcelを用いて手作業で生産スケジュールを作成しています。

青木は言います。「たとえば、5個から2個をえらぶ組合せは10通りあります。それでは、50個から20個をえらぶ組合せは何通りあるでしょうか? 47兆以上です。これでは、コンピュータを用いてもなかなか最適な組合せはだせません

青木はKKD(勘と経験と度胸)で、今日2時間かけてスケジュールを作成していました。しかし、一旦計画しても、その後にオーダ変更があると、また組み直しに2時間かかります。

非常にストレフルな仕事ですので、ぜひともコンピュータ化したいのです。最新のIT、AIを用いてなんとかならないでしょうか?
そこに中国生まれの天才プログラマー リンが登場します。リンは、この難問をどう解決するのでしょうか?

マンガ動画をご覧ください。

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技術革新や予測不能な外的要因に迅速に対応できるよう製造業務においては、より一層生産プロセス全体の改善と生産効率向上が求められています。 データやデジタル技術を活用し、生産リードタイム短縮や在庫・コスト削減などを実現する製造現場におけるDX推進の一つとして、生産スケジューラの導入がカギとなります。 次のページでは、生産スケジューラ導入によって具体的にどのような業務改善が実現したのか導入企業の事例もご紹介しています。ぜひご参考にしてください。 img_banner_aps
タグ : 熱処理工程