わかりやすさを第一に 株式会社ハブ テ・ヒウンさんに聞く
2023.09.11X2:販売パートナーインタビューアスプローバ社のビジネスパートナーである株式会社ハブの技術者テ・ヒウンさんに、お話を聞きました。ハブは、浜松市に本社を置き、東海地方に幅広く事業を展開しています。Asprovaに全力で取り組み、顧客と強い信頼関係で結ばれています。テさんは入社2年に満たない若手ながら、すでに主要メンバーとして、顧客企業のスケジューラ導入に尽力しています。
いきなり難しい案件が…
ー 今のお仕事について教えてください
主に製造業のお客さまに向けて、Asprova導入支援、またその後の保守サービスに関わっています。入社してすぐAsprovaを覚え、APT認定を受けました。その前は旅行業界におり、今の仕事はまったくの未経験分野でした。
入社して3カ月くらいで、先輩と一緒にお客さまとの打ち合わせに参加しました。内容がよく理解できず、とにかく付いていくのが大変でした。その仕事では、Asprovaの標準機能だけではなく、新しいオプション機能である「Solver」も導入することになりました。当時Solverは始まったばかりで、前例というものがありません。しかも要件は、後からわかったのですが、かなり複雑で難しいものだったのです。
ただそこでがんばったので、一気にAsprovaの高度な設定や、Solverについての知識を身に着けることができました。日々、わからないことを、上司、先輩に質問しては勉強、といった毎日ですが、その当時に比べると、今携わっているSolver の案件は、そこそこ理解してやっているなあ、と進歩を実感しています。
お客さま目線で説明
ー 気をつけていることは?
わかりやすい説明です。自分がまったくの初心者だった頃がそんなに遠い過去ではないので、Asprovaにあまり詳しくない状態で要件定義や実装に参加されているお客さまの気持ちがわかります。今の案件でも、設定についてはできるだけお客さま目線で説明したいと心がけています。
具体的には、とにかく画像をいっぱい使って操作手順を説明したり、こちら側で使い慣れている言葉をむやみに使わないようにしたりします。
お客さまの要望から本音を聞き出せるように、何度か質問を重ねてみることもあります。たとえば「○○を表示したい」という要望をいただいた時、本当は○○ではなく別のことをやりたいのでは? あるいは、○○だけでいいのか? などと考えて、「この要件ならば別の設定もあります」と提案したりしてみます。
認識違いが発生するのはあたり前なので、やり取りの中で、それをできるだけフォローしたいと思っています。探り探りやっているという感じです。
ー やってみたいこと、身につけたいことはありますか
これまでの仕事がAsprovaに特化しているので、スケジューラ導入には対応できるようになりました。ただそれ以外では未熟なので、プログラミングの知識と技術を磨いて、生産計画の周辺についても貢献できるようになりたいと思います。
ー 会社の雰囲気はいかがですか
私が関わっているものでは、社長がトップ営業で案件を獲得し、要件定義は社長と私たち技術者で対応、後は私たち技術者が実装を行うという流れが多いのです。互いに相談しやすく、あまり役職を気にせず声をかけやすい雰囲気があります。また有休も取りやすいと感じます。
ー 日本語が完璧ですが、ご出身は?
プサンに生まれ育ち、大学まで韓国。そして学生時代から関心を抱いていた日本で就職しました。こちらの生活にもすっかり慣れ、たまに韓国に帰って食事すると「辛っ!」と驚くようになりました。浜松は豊かな自然に恵まれており、休日はドライブに行くことが多いです。最近は御朱印集めにもハマっています。
(了)
コラム編集部
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