生産スケジューラ導入効果事例 ~計画精度の向上~

2022.08.01生産スケジューリング , 生産管理 , 生産計画
計画精度の向上

生産計画を立案する際には、人員配置や設備の稼働状況などを考慮する必要があります。それらの制約が考慮されていないと、現場では実行不可能な生産計画となってしまいます。本記事では、生産スケジューラを用いた計画精度の向上について、事例を用いてご紹介します。

手作業や生産管理システムでの計画立案の課題

精度が高い生産計画というのは、人員配置や設備の稼働状況などを細かく考慮した実現可能な計画を指します。

手書きや生産管理システムやERPで計画立案すると、制約を考慮しない計画の為、現場で作業割り振りをしたり、計画の見直しが多くなり、大幅な時間を要します。 そのため、急な生産計画の変更や機器の故障といった、不測の事態に対応することができなくなります。また、生産管理システムやERPの計画は日単位のことが多く、時間・分・秒単位での精度の高い計画を立案することが困難です。

生産スケジューラ導入で改善できたこと

生産計画の立案が実現

改善事例1:市場に順応したバックワードスケジューリングに対応

リコーインダストリー株式会社(元東北リコー株式会社) 様

https://www.asprova.jp/casestudies/industry-ricoh.html

課題:国内需要の縮小により、フォワード型の生産計画が通用しなくなった

従来、生産の稼働率を高めて製造原価を低減する「ライン運営」を行っていましたが、国内需要の縮小によって、上記の生産方式では通用しなくなりました。

海外への販売に対応した生産計画の立案方法についても、投入日を起点に生産能力をフル活用する形でスケジュールする「フォワード型」からの脱却を余儀なくされました。

 

生産スケジューラ導入後の効果:バックワード型の生産計画立案を実現

生産スケジューラを使用することでフォワード型から、顧客納期を起点に工場能力を加味した形で生産計画を組むバックワードスケジューリングへの移行ができ、納期を乱さない生産計画の立案が実現しました。ボトルネック工程(PCBライン)から着手し、高価で限定された生産装置をいかに効率よく利用するか、段取り回数を少なくして全体のリードタイムをどう短縮するかといった課題も解決し、その結果、生産リードタイムや仕掛在庫の削減、顧客への納期遵守率も向上しました。

改善事例2:計画立案者が立案にかける時間の短縮と、計画精度の向上を実現

パナソニック株式会社 ホームアプライアンス社 様

https://www.asprova.jp/casestudies/panasonicapp.html

課題:生産計画のたびに一から書き直しが発生する

需要の変動が激しい商品を取り扱っているため、生産計画の見直し作業が多い傾向にあります。以前は別の生産スケジューラを使用したり手作業で立案したりしていましたが、精度が低かったため見直し作業に多くの時間を費やしていました。

生産スケジューラ導入後の効果:時間単位での計画立案により、高精度な生産能力を把握

生産スケジューラAsprovaを導入してから、高精度な生産計画の自動で高速な立案が可能となり、時間の短縮、手書きでは対応できない時間単位の工程計画を立案できるようになりました。これにより、時間単位で作業指示が出せるようになり、今までよりも柔軟に指示を出し、対応することも実現しています。

生産スケジューラを使用して高精度な生産計画を立案しよう

高精度な生産計画を立案

生産スケジューラを使用することで、作業時間や各工程での負担や納期などが明確になるため、実現可能な生産計画で製造を行うことができるようになります。

また、時間・分・秒単位の計画を高速に立案可能なため、生産計画が変更となる際にもに対応することができるのは強みと言えるでしょう。

おわりに

本記事では、生産スケジューラを利用した、計画の精度を向上させる方法についてご説明しました。

生産スケジューラを有効に活用することで、ボトルネック工程を意識した生産計画や細かい現場の制約条件を考慮した、実現可能な計画立案が可能となり、業務の効率化にも効果があります。

納期短縮や生産設備の効率的な稼働、納期回答の迅速化、作業員の負担軽減といったことが実現可能となります。

生産計画の精度向上に課題をお持ちの方は、生産スケジューラの導入をご検討されてはいかがでしょうか。

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タグ : 生産スケジューラ 計画精度向上
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