パナソニック株式会社 ホームアプライアンス社 様

パナソニック株式会社 ホームアプライアンス社 様

兵庫工場にAsprovaを導入
生産リードタイムは「2weekから1week」に短縮
計画立案時間は「4名2日から2名1日」に短縮



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パナソニック株式会社ホームアプライアンス社キッチンアプライアンスビジネスユニット様は、IHジャー炊飯器の部品加工から組立までの一貫生産を行っており、また調理機器群の商品開発・生産販売をするメーカーとして、全世界のお客様に商品とサービスを提供されている。このたび、Asprovaの導入ターゲットとなった基板実装においては、IHジャー炊飯器とIHクッキングヒーター用の基板を実装している。

2000年にAsprovaを導入して運用していたが、2008年にバージョンアップとともに更に一本を追加購入、今後も対象範囲を拡げていく考えだ。
Asprova導入前の課題、導入の経緯、導入効果などについて、キッチンアプライアンスビジネスユニット 兵庫工場 加東ユニット製造課の百武係長、壺井氏、大西氏にお話を伺った。

パナソニック株式会社 ホームアプライアンス社 ■社名: パナソニック株式会社 ホームアプライアンス社
  キッチンアプライアンスビジネスユニット 兵庫工場
 ■住所: 広東シンセン南山区蛇口南海大道1019号
 ■工場所在地: 兵庫県加東市佐保5番地
 ■本社所在地: 滋賀県草津市野路東2丁目3番1-1号
 ■工場設立日: 1991年12月
 ■従業員数: 約300名(兵庫工場、2009年度時点)
 ■主要製品: IHジャー炊飯器、調理小物

 

■手書き+旧スケジューラの混在方式で計画立案人手と時間がかかっていた

兵庫工場の基板実装は大きく二つのエリアに分かれている。実装エリアでは、グループ内最大クラスの50台以上のマシンがプリント基板に部品を取り付ける、一方の組立エリアでは、8ラインで手作業による組立・検査工程が行われている。

Asprova導入前は、用紙に手書きして計画立案を行っていたため、製造現場に2名の専任者を配置してローテーションを組み、生産管理から2名が参画する4名体制だった。また、一部の工程に旧スケジューラ(以前導入した他社製品)を利用していたが、いまひとつ効果がでなかった。
炊飯器は小売店に在庫をストックしておく必要があり、需要の変動が激しい商品であるため、工程計画の修正が頻繁に発生するという。週に2回行っている計画見直しでは、修正のたびに工程計画を一から書き直していたため、それだけでも負担が大きかった。

■ラインナップが豊富な炊飯器Asprovaで効率的な工程計画を立案

Asprovaの適用範囲である、基板実装は大きく5つの工程からなる。
パナソニック株式会社 ホームアプライアンス社 オーダ数:70件/日、生産数:10000台/日
同部署では、この他にIHクッキングヒーター用の基板も実装している。
①リフロー工程

②挿入工程

③チップ工程

④異形工程

⑤組立工程
 
■Asprovaの表現力に感動

2002年のAsprova導入時を百武係長は次のように振り返った。 「当時はガントチャートがパソコンの画面上で確認できることが衝撃的でした。手書き作業から解放されることは勿論ですが、それまでの手書きでは対応できない時間単位の工程計画を立案できるようになりました。」

また、導入時の苦労話については次のように語って頂いた。
「マスタ設定はたしかに大変でした。おおよそ3カ月の時間を要して完成させました。その時の苦労が以後の作業軽減につながっているわけですから苦労も報われます。」
■Asprovaバージョンアップ

Asprovaのバージョンアップの前後を知る壺井氏は次の点にこだわったという。
「バージョンアップによりAsprovaの全体的な表現力が豊かになりました。品目数が多く、ロットが小さいこともあり、全体の作業を視覚的に把握することが重要だと思っています。その点では、非常に助かっています。また、バージョンアップ前後で継承したい表現が一部あったので、クラボウさんにスタイル設定をいろいろとお願いしました。結果的に理想的なものができあがり感謝しています。」
■Step by Step導入

Asprovaを使いこなすコツを大西氏は次のように語る。
「Asprovaに全てを任せているわけではありません。まだ設定しきれていない部分もあるので、ある程度の手割付けは行っています。そのうえで自動割付けを行っているのが現状です。今後は、より理想的な割付けができるようにディスパッチングルールなどを精査していきたいと思っています。いずれにしても、Asprovaがなくては計画立案は非常に困難な作業になってきています。」
大西氏の判断をベースにAsprovaを相棒として利用しているということだった。
■生産リードタイムと計画立案時間の短縮効果

Asprovaの導入効果について、百武係長から次のようにお話を頂いた。
「今までの工程計画は、日バケットに近いものでした。Asprovaを導入したことにより、時間単位で作業指示がだせるようになったので、生産リードタイムは2weekから1weekに短縮することができました。計画立案自体の時間が短くなったことは言うまでもありません。もともと4人で二日かかっていた作業が、現在では2人で一日あればできるようになっています。 導入当初は時間単位という計画に現場も戸惑いと抵抗がありました。しかし、現場と意見交換をおこなうことで今までより精度の高い生産能力を把握することができました。」
それまで把握していた生産能力とのギャップも精査できたということだった。
■納期回答もより正確に

さらに、納期回答についても効果が発揮されたという。
「生産計画が詳細になったおかげで、納期問合せに対して、より正確に迅速に回答できるようになりました。」
飛び込み依頼にも柔軟に対応できるメリットが伺える。
■今後の展開

百武係長は、Asprovaを「儲けるツール」にしていきたいと語る。
「経費削減を追求する中で、立案工数の削減だけではなく、生産計画に対する、進捗管理、実績管理、部品の在庫管理、といった面で他システムの導入やAsprovaとの連携でさらなる効果を狙っています。」
■導入頂いたお客様

パナソニック株式会社 ホームアプライアンス社 パナソニック株式会社  ホームアプライアンス社
 キッチンアプライアンスビジネスユニット 兵庫工場
 加東ユニット製造課
 係長 百武 謙治 氏(中央)
 壺井 里佳 氏(右)
 大西 紀明 氏 (左)

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