コロナ禍と運動会と生産スケジューリング ~各所で進むスマートファクトリー化~

2022.11.07X3:コンサルタントダイアリー

今月は運動会シーズンでしたね。
私には小学生の息子がおりまして、運動会に足を運びました。

多くの保護者が集まることになり、どうしても密になりやすい環境となりますが、コロナ前と同じ競技数をこなしながらも、運動会全体をコンパクトにする工夫が随所に見られ、それはまるで多品種少量生産のモノづくり現場のようでした。

例えば、1年生が競技している途中で、2年生が動き出し、次の競技の準備をし始めるといった「外段取り」。
そして、受付に目を向けると、2年生の保護者の姿が見え始めるといった「時間指定納入」。
しばらくして、1年生の競技が終わると、生徒も保護者も誘導のもと入れ替わり、すぐに2年生の競技が始まる。

息子の活躍も気になりますが、運動会の運営の仕方や人の流れにも興味を持ってしまいました。
withコロナの中、どうすれば安心して安全に運動会を開催できるかを考え、実施された先生方に感謝致します。

モノづくりの現場においてもリードタイム短縮などを目的に、様々な改善活動が行わています。
外段取り」などの改善活動を汲んだ生産計画を立てるためのツールとして、生産スケジューラがお役立ちできるのかもしれません。

技術革新や予測不能な外的要因に迅速に対応できるよう製造業務においては、より一層生産プロセス全体の改善と生産効率向上が求められています。 データやデジタル技術を活用し、生産リードタイム短縮や在庫・コスト削減などを実現する製造現場におけるDX推進の一つとして、生産スケジューラの導入がカギとなります。 次のページでは、生産スケジューラ導入によって具体的にどのような業務改善が実現したのか導入企業の事例もご紹介しています。ぜひご参考にしてください。 img_banner_aps