納期に遅れないための残業時間を算出するSolverが登場!

2023.03.07A1:生産計画・スケジューリング , S6:残業時間を最適化したい

昨今の原料価格の高騰で、コスト削減にはよりシビアになっているかもしれません。それは残業についても言えることで、計画上の残業時間を多く見積もることは計画立案者としても経営側としても避けたいでしょう。

その課題を解消するため、AsprovaのオプションであるSolverで「残業時間を最適化するスケジューリング」ができるようになりました。

今回はSolverと残業について紐解いていきたいと思います。

細かい調整が難しい残業時間の設定

繁忙期や急な需要変動などにより納期遅れが発生したオーダーは、ガントチャート上で確認できます。従来の生産スケジューラだと、納期遅れを解消するための残業時間は人手で追加していました。

しかし「どの日に、何時間残業時間を追加すればよいか」を、ガントチャートを見ただけで判断するのは難しいものです。

以下の図では赤色で表示されているのが納期に遅れているオーダーとなります。あなたが生産計画の担当者だった場合、このガントチャートを見てどの日に何時間残業を追加すればよいかが分かるでしょうか。

おそらく、ぱっと見ただけでは分からないのではないかと思います。スケジューラに慣れている方でも、納期遅れのオーダーを確認し、残業時間を追加してみてリスケジュールしてからでないと正しく残業を追加できたかは分かりません。

残業にかかるコストと手間を最小化するSolver

残業そのものは人件費増大につながるため少なく追加したいものですが、見積もった時間が少ないと追加したにもかかわらず納期遅れは解消できません。かといって多く見積もってしまうと、今度は残業コストがかさんでしまいます。

このようにスケジューリングにおいて、残業時間を細かく調整するのは手間がかかるものでした。

一方、今回登場したSolverは適切な残業時間を自動で算出し、前詰めの割り付けまで行います。今まで人手で調整していたため大雑把にしか追加できなかったところを、Solverなら細かい精度で追加できます。しかもリスケジューリングは高速で実行可能です。

果たしてSolverを使用すると、上図のガントチャートはどのように変わるでしょうか。ソリューションセミナーでは人手で追加するケースとSolverで追加するケースとを比較してお見せしているので、ぜひご確認ください。

(了)


技術革新や予測不能な外的要因に迅速に対応できるよう製造業務においては、より一層生産プロセス全体の改善と生産効率向上が求められています。 データやデジタル技術を活用し、生産リードタイム短縮や在庫・コスト削減などを実現する製造現場におけるDX推進の一つとして、生産スケジューラの導入がカギとなります。 次のページでは、生産スケジューラ導入によって具体的にどのような業務改善が実現したのか導入企業の事例もご紹介しています。ぜひご参考にしてください。 img_banner_aps
タグ : 残業 納期
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