アメリカ大陸横断自転車の旅 1980/7/23~26

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GRAND RAPID
【GRAND RAPID】
1980/7/23

 フェリーに乗ってNYの滞在先ができ、尋ねる人ができたことはたいへんな収穫だった。彼らはフリスビーにこっていて、学生でもないし、職業も持っていないのだ。まあいいNYにとまるところができた。
 これからデトロイトに向かう。Danの家へ行くつもりだ。8月2日につけばちょうど30日でついたことになる。ということは次のようなゆったりした計画で十分であるということだ。
23,24,25でデトロイト
26,27,28でナイヤガラ
29で沈澱(予備)
30,31,1,2でNY
 これ以上早くついても卓己の方が4日でないとNYにこれないので仕方がない。ゆっくり走ろう。
 北から風がふいているため南へ走る。ランドリーでせんたくをしたので、出発は10時少し前であった。
 途中でチェリーを60¢でかってたべたがたいへんおいしい。
 道を間違えてしまい、Twin Lakesというところに出たがなんとか《46》にはいりはいったところで、レストランにはいり、コーヒーとスペシャルランチを4.5$でたべる。
 その後62マイルぐらいをほとんど休まないで走り、Grand Rapidsにつく、ここで知らないうちに《37》をはなれてしまい、道をきくと泊めてくれるというので、きょうはとめてもらうことにした。ビールを飲みにいったり近くに住む、日本人のところへつれていってもらったりして、すばらしい時をすごした。

 L:4.5$ F:4$

1980/7/24

 おきたのは7時15分頃、だれもまだおきてなかったが、自由にシャワーを使っていいといっていたので、シャワーをあびた。
 きのうは日本人の人と日本語になったり英語になったりして、とてもおもしろい会話をしたもんだった。
 いろいろ、朝、話をして結局9時45分ごろ出発。今15:40Charlotleのバーガーチーフにいる。
 これからまた走り、キャンプするところをさがさなければならない。いい天気だ。バーガーチーフではトースト、フレンチポテト、ハンバーガー、コーヒー、そしてサラダの食べ放題で3$と安かった。
 その後また道を間違えて、少し遠回りをした上にJacksonについた。さて、どうしようかと思って2,3回キャンプグランドが近くにあるかどうか、たずねてきのうのようなことを期待したが無駄におわった。
 KOAのCamp Grandがあるというので、食べ物をかってそこにいくと、なんと7$といわれ、”Well Good Bye”といってでてきた。モーテルにとまってもいいが、一回がまんすれば、ステーキが2回食べられると思うと、やはりビバークすることに決め、今Vi Vi Bagの中でこれを書いている。シュラフカバーとちがって、中でものをかくこともでき、小型テントとして使うことができ、シュラフもいらないし、性能もいい。
 明日はデトロイトの西のWest LandにいってDanのParentsに会う。あと40マイルもないので昼ごろつくことができると思う。

 Food:5$ L:3$

ANN ARBOR
1980/7/25

 朝はかなり寒い。息が白い。
 そんなことで、おきたのは7時ごろ、パンにハムとチーズをはさみ、たべているとポリスがきた。
 近くでとまったのできっと、なにをしているのか見に来たのだろうと思っていると、突然ガンをとりだし、大きな声でなにやらさけび、ガンをこっちに構えた。
こっちはびっくりである。なんでピストルまで向けられなきゃあなんないのか理由がない。
 しかし、アメリカはこういうところなんだろうととっさに思い、両腕を高く上げてたちあがると『Come up here』というので、くつ下のままで道路まで歩いてゆく、ピストルの銃口はまっすぐこっちに向けられている。
 『ああ、引き金をひかれたら、これでおしまいだなあ。』と思いながらめいっぱい手をあげてゆっくり近寄る。
 すぐ近くまで行くと、今度は銃砲をつけてきて、『Turn back』というので後ろをむく。今度は背中にピストルがぐっときた。
 ああ、まちがってひきがねだけはひかないでくれっ。と思いながら、名前と何をしていたかをきかれたので答えると、IDを要求され、パスポートがあっちにあるからみてくれ、というとピストルはおさめられた。
一応名前とかそういうものを無線で連絡していた。『この先にプリゾンがある』『Prison?』ときくと『Jail』というので、はっきりわかった。『You were thought to escape from prison』といったので、なんであんなに真剣な顔つきでこっちにピストルをかまえたのかわかった。
日本をたつまえに、ミッキー安川の本を読んで、すぐ手をあげるように書いてあったので、助かった。
 このあたりのインターステートは自転車専用だ。しかし、小さい道はいろんなふうに曲がっていて頭にくるが、ちょろちょろ走っているうちにAnn ARBORにつくSummer Festivalとかで、歩行者天国になっているところがあり、にぎやかだった。
 ペプシとコーラをのみわけるのをChallengeしてみごとあてた。ペプシのほうがMildだからわかる。
 その後Danの家であるWest Landへ向かう。Poliでていねいに教えてもらったので、すぐわかったがはじめいったときはだれもいなく、犬がいただけであったが、次に行ったときは女の子が一人いて(妹だ)なんとか事情を話したが、『何もDanからはきいていない』ということで、ちょっと手こずったがすぐに家にいれてもらった。
 近頃は『君はどこで英語をならったんだ』ときかれる。『なかなかいいしゃべりをしているからね』と言われる。う~ん本当にうまくなくなったのだろうか。自分ではわからない。
妹さんと2人だけでいずらいので、自転車をふいたり、タイヤも入れ替えた。出発以来のクリーンUPである。
 その後、父親と奥さんがきて『君の事はDanからきているよ』とうまく話がすすみ、夕食をもらった後、Detroitの街を10時ごろまでみせてもらい、70階のビルからダウンタウンやあした行くカナダをみた。
たいへんすばらしい時をすごした。彼らは敬虔なクリスチャンで僕にいろいろ話をしてくれたが、そこはしっかり『クリスチャンになる気はありません』といった。

 Food:3$ L:2$ Fruit:1$

1980/7/26

 8時に出発。これから3日間カナダに入る。Visaの手続きは大変かんたんでお金もInformationでかえることができた。これから《3》でNiagaraまでずっと走る。今Motelにいる。14$である。USより10%低いので12.6$ということになる。20$のT/Cが22$以上のカナダドルにかえられるのだ。
 今日はIonaまできた。きょうはだいたい200Kmぐらい走った。Motelには中国人が2ヶ月ぐらいすんでいて、ただ単にここに住んでいるだけだという。英語がよく話せるがUSAのことは全くしらない。NYすら知らないのには驚いた。
 ナイヤガラまであと275kmぐらい。明日は240kぐらい走り、あさってゆっくりNiagaraをまわりたいと思っている。
 L.ERIEをみながら走ったが、少しかすんでいた。なにしろバカでかい。向こう岸まで100kぐらいある。

L:3$ F:2$ D:3$ 泊:14$


【ANN ARBOR】










【DANの家 DETROIT】

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