Asprovaの活用例
見える化 ・・・ 受注から製造、購買までを見えるようにしたい
現在は、受注、製造、購買の各部門がそれぞれの計画業務、実施業務を行っています。理想的な姿として、受注、製造、購買を通しで見えるようにしたいのですが、どのような方法がありますか?
Asprovaの特徴は、受注、製造、購買のスケジュールを同時に計算することにより、納期を遵守しながら、リードタイム短縮、在庫削減をはかることです。下図は、受注オーダ、製品の製造オーダ、半製品の製造オーダ、購買オーダ、製品在庫、半製品在庫、購買品在庫がひも付けたようすです。
図の下側から見ていきます。受注オーダが来ると、まず、製品在庫を探し、もし、十分な製品在庫があれば、その在庫をひも付けます。もし、不足していれば、未来に完成予定で、現在生産中の製造オーダにひも付けます。それでも不足する場合は、自動補充の製造オーダを生成してスケジュールして、それにひも付けます。この製造オーダは未来に着手し、未来に完了予定のものです。半製品や購買品も同様に在庫に紐付け、不足すれば製造オーダ、購買オーダにひも付けます。これにより、原材料の所要量が正しくひも付いているか、それが間に合うかが確認できます。
また、これらひも付いたオーダや在庫を受注オーダや製造オーダの納期を基点にしてバックワードにスケジュールすれば、リードタイムを短縮し、かつ、在庫を最小限にするスケジュールが作成されます。結果は画面上で確認できます。
下図に、Asprovaの画面例(オーダガントチャート)を示します。在庫、製造オーダが紐付けされるようすがわかり、納期に間に合うか、原料が不足していないか、どの在庫にひも付くか、自動補充されて今後生産着手する品目は何か、などが、この画面上で確認できます。