LONDON to CAIRO 自転車の旅 1982/7/27~30

<<戻る| 7/27~7/30 |次へ>>

FRANCE
7/27
 Magmiran Hotelを9時20分に出る。
 横にあるキャンプ用品店でマットを買う。街から常に出にくいものだが、パリからは、うまく出ることができた。パリから南は道がいい。いわゆる日本のアスファルトなのだが、森が美しい。キャンプをたくさんの人を集めてしたいようなところだ。起伏はけっこうあるが、風はすこし味方してくれているようだ。おなかの調子はいい。トップギアで走れる。昨日までがうそのようだ。力がでる。お腹がすく。いいことだ。
 夕方4時過ぎ、Sensというところにつく。コーヒーを飲むがやはりネスカフェの味だ。これはこういうことだろう。つまり、ネスカフェの味のする豆、それもやすい豆があるのだ。その豆からインスタントコーヒーをつくってのんでも、その豆からじかにコーヒーにしてのんでも、やはり同じ味がするのだ。実際、このコーヒーはあわがたつ。ネスカフェもあわがたつ。
 さて、サンドイッチがきた、すごい。フランスパン40cm以上あるぐらいのを間にチーズをはさんであるようなのだ。みんなこれをぱくりとたべてしますのだろうか。おれは食べれるが。

マット:F55 ジュース,パン:10F ジュース:10F 手袋:15F ひるめし:13.5F
7/28
 がけ下の草むらにねた。かなり寒く、はく息が白い。きのうかった手袋はかなり具合がいい。
 きょうもただひたすら走る。平らだと思っていたらかなり山がちなのでまいる。アップダウンの連続だ。平坦なところはあまりでてこない。このあたりはフランスでも街と街の間が広いところなのだろう。30Kぐらいないことがよくある。これはちょうどいいくらいの間隔だ。
 NolayというところまではすごいHillだったのにそれをすぎると長い下りが続き、平坦に近くなる。そして、Chalonという大きな街につく。ここにはYHがある。しかし、まだ16時になっていない。疲れはあるが走ろう。Bourgをすぎて、Ceyzeriatというところにキャンプ場があった。ひとり5F テント5Fとあったが、僕はテントを持っていないと言って(本当は手振りで示したのだが)5Fだけにしてもらった。朝方、雨が降ってきて、屋根のあるところにうつったが、キャンプ場でよかった。
 このキャンプ場で食べたサンドイッチがおいしかった。ハムなのだがハムが三重にはさまっていて、僕にとってはたいへんなごちそうだ。しかし、これまでまともなものを食べていない。何か力のつくようなものは食べなくて良いのだろうか。

食:18+10+6+5+8.5F キャンプ:5F
GENEVE
7/29
キャンプ場でネスカフェ(本物のネスカフェ)を飲み、7:00に出発。
 すごい坂、10%5000mという看板があった。一気に上りきった。こうやってまとまったのぼりにでくわすと、足の調子が良くなってくる。
 Barで朝めし、きのうおなかをみたらひどくへこんでいる。これでは栄養失調になりかねない。どんどん食べなければ。パリにいた頃はすごいおなかだった。おなかと背中がほんとうにくっつきそうになっているみたいだった。
 雨がふってきた。Geneveまであと45Kぐらいのところだ。そして、急にひどくなった。幸い下り坂だったので雨具をきて、ぬれてはいけないものを処理してから、次の街まで走る。その途中でまた雨が強くなる。また休む。仕方がないので雨具をきて走り出したが、少ししたらだんだんやんできた。
 St Julietというところで両替をする。スイスの国境も簡単に通ることができた。まるで交通整理かのように手を横にふりっぱなしで素通りだ。GeneveのYHを探す。すぐみつかった。SF8と安い。建物や設備などはいい。ロッカーは鍵つきである。ベッドの下の人はオーストリアからきたという人でロンドンに向かうという、ほぼ逆の道である。まだ早かったので、街に出てみる。レマン湖は美しい。というかまわりの公園の木と花、そして、大噴水、それに無数のヨットがなんときれいなことか。これだけでGeneveにきてよかったと思う。
 スイスは物価が高いというがやはりそうだ。安くあげようと思って、スーパーで食べ物を買ったが、ほんの少しでSF6にもなってしまった。これでは、夕飯にもならない。もっとたくさん食べなければ僕にとってはきつい。なんと小さなパックのミルクがSF2.4なのだ。300円近いのですぞ。かったところが悪かったのかもしれない。

コーヒー:3.5F 朝めし:17F 食:10+5 YH:8SF 食:6.4SF+5.4SF
CHAMONIX
7/30
 ついにChamonixに向かう。朝雨がふっていたが、YHを出た。しかし、強くふってきたのでChamonixに向かう道をみつけたところで、スーパーでフランスパンとペテ(ベーコンに似ている)とハムを買った。買ってから気づいたがペテとハムは似たようなものだ。スーパーの前で座って雨をみながらパンを食べていると、一人のおばさんがきた。それまで何人もの人が前を通り過ぎたが、にこにこしてなんだかわからない。あいさつをしたのだったが、その人はフランス語で話し掛けてきて、僕がわからないとみて英語にかえて話してくれたが「向こうのカフェを私は良く知っているから、そこであたたかいコーヒーでも飲みなさい。今店の人に言ってきてあげるから」といって僕に5SFよこした。フランスパン食べている最中だった僕はYes thank youと答えながらも必死でまだそのフランスパンにかじりついていた。そのパンをくわえたままCAFEに行き、コーヒーを飲ましてもらった。ああ、なんとありがたい。出掛けにコーヒーのお金は自分で払うからと言ったが「いいよいいよ」ということになって、その5フランはもらっておいた。
 さて、10:30ごろ雨はやんだ。がんがん走ってSALLANCHESについた。Centre Villeにある小さな公園はきれいな花でいっぱいだった。モンブランも見える。しかし、天気はあまりよくないようだ。
 Chamonixへ行く途中で雨が降ってくるがそのまま走る。Infoでホテルを紹介してもらう。59F+12F(朝食)これでかなり安い方で、フランスのホテルは玄関にホテルの等級が星印の数で示してあり、料金もほとんどのホテルですぐ見えるところにはってあるので、これ以上のホテルがあるかどうか街を歩いていればすぐわかる。
 まず、Chain Sportsに手紙をとりに行く。あった。次にモンブランに登れるかどうか聞いたが、1人では行かないように言われた。スネルスポーツも行く。両方とも日本人クライマーが勤務していて、日本人登山者のために、日本語で便宜をはかってくれているところだ。しかし、そこの人も1人ではダメだという。装備を借りるのは2日で100フランを少しこすぐらいだ。そこで、日本人登山者の集まっているというキャンプ場へ行ってみた。Vallot通りを1Km少し行くと、キャンプ場があり、その奥の方に日本人がうじゃ~といる。そこでモンブランに登る人はいないかときいてまわったが、もうすでに登った人ばかりであった。それに2,3日待てば登れるという考えもちょっとあまかったようだ。天気がよくないらしい。CORZOLETホテルの前のグリルで食事をした。

朝:5SF ジュース:4F パン:6F 夕食:41F 泊:71F ハガキ:2.4F


<<戻る| 7/27~7/30 |次へ>>

アスプローバへのお問合せ