以下の手順で集計することが考えられます。 <前準備> オーダに以下のプロパティを追加しておきます。 オーダ内の作業の製造時間の合計値をセットするプロパティ ・・・ 以下、プロパティA 紐付いているオーダの製造時間の合計値をセットするプロパティ ・・・ 以下、プロパティB   以下、計画パラメタで実行する内容です。
  1. オーダを収集し、プロパティAを初期化(DELETE)します。
  2. 作業を収集し、プロパティAに自作業の製造時間を追加します。式は以下のようなものが考えられます。 ME.Order.<プロパティA>=    ME.Order.<プロパティA>+ME.OperationProductionTime
  3. オーダを収集し、紐付いているオーダのプロパティAを集計します。 プロパティAの集計に関しましては、プロパティ編集式に以下のような式を設定することが考えられます。オーダの「子オーダ(再帰)」(LeftRecursiveOrder)プロパティで紐付いている子オーダを参照できます。  ME.<プロパティB>=Sum(ME.LeftRecursiveOrder,TARGET.<プロパティA>)
③については、末端親オーダのみ計算すればよい、ということであれば、計画パラメタのオーダ絞込み条件式で末端親オーダ以外を除外できます。 式に直しますと、以下のようになります。  FValid(ME.RightOrder)==FALSE 絞り込む条件としては、親オーダがないことという条件が挙げられます。 このようにすると、計算時間を短縮することができます。