汎用プロパティ編集式と計画パラメタのループを使用することで、
カレンダテーブルを1行ごとに処理することができます。
計画パラメタにはプロパティ編集コマンドを追加します。
計画パラメタの「ループ」タブの「初期処理式」に以下の2つの式をセットします。

 ME.LoopCounter[1]=1
 ME.LoopMaxFrequency=PropCount(PROJECT.Child[‘Calendar’].Child)

ループ回数MAXに、カレンダテーブルの行数(子オブジェクトの数)をセットしています。
PropCount関数はプロパティの数を返しますので、これを利用しています。
このように設定すると、カレンダテーブルの行数分ループすることになります。
次にプロパティ編集コマンドの汎用プロパティ編集式にカレンダの資源量を変更する式をセットします。

 PROJECT.Child[‘Calendar’].Child[HOLDER.Parent.Command_LoopCounter[1]].Cal_DefaultQty=1

この式では、プロパティ編集コマンドの親の計画パラメタのループカウンタを参照しています。
こうすることで、ループごとに<ループカウンタの値>番目のカレンダを参照できます。
参照したカレンダには資源量「1」をセットしています。
資源量に「1」をセットしている部分を変更していただくと、独自に計算した結果をセットすることもできます。
また、カレンダテーブル以外の仕様やシフトのテーブルでも、同様の方法でプロパティを編集することができます。
以下のリンク先を保存していただくと、サンプルの計画パラメタがダウンロードできます。
ダウンロードしたXMLファイルをAsprovaにドラッグ&ドロップする、
もしくはXMLインポートして、Asprovaに取り込むと、お試しいただけます。
SAMPLE_ChangeCalendar.xml