作業者が行う作業には、マシンの操作、内段取り、外段取りなどの種類がありますが、それらを正確にスケジュールすることにより、将来に必要となる人員数を知り、余分な人件費を抑えたいのです。

作業者の作業を正確にスケジュールすることにより、未来に必要な人員数を求めることができます。

どのようにスケジュールするかを下図で説明します。

作業者のスケジュールを作成して、人件費を削減したい

ケース1は、製造時間に作業者が付きます。ケース2は、作業者が前段取りにのみ付きます。ケース6は、前項で説明した外段取りです。Asprovaでは、これらのケースを統合マスタで簡単に設定できます。スケジュール結果として、作業者が、前段取り、製造、後段取りのどこに付くのかを設定して、そのとおりスケジュールすることにより、作業者の必要人数が分かります。また、作業者の人数を設定して、それを制約にしてスケジュールすることもできます。

例えば、信頼できる来月の内示情報、販売予測情報などがあれば、その情報を製造オーダとしてスケジュールすれば、来月の日毎の必要人員数を予測可能です。これにより、残業・休出を減らし、パートさんの採用をあらかじめ調整することにより、人件費を削減できます。