有限能力スケジューリングを実施してリードタイムを短縮しましたが、さらに、リードタイムを短縮する方法はありますか?

リードタイム短縮の第2の手法は、小ロット化です。小ロット化の手法として、1つとしてオーダ分割があります。

小ロット化

上図は、1000個のオーダを2つの500個のオーダに分割した場合のスケジュール結果です。このケースでは、リードタイムが20%程度短縮されています。オーダ分割をすると、仕掛品を運搬する回数が1回から2回になり、運搬回数が増えます。リードタイム短縮と運搬回数のどちらをとるかは考え方次第です。望ましい方針は、運搬効率を上げて、運搬回数は多くしてもリードタイムを短縮させることです。