お知らせ
2009年04月20日
海外工場への生産スケジューラの導入成功のポイントについて
海外工場への生産スケジューラの導入成功のポイントについて
アスプローバ株式会社
副社長 藤井賢一郎
当社製品は、すでに、海外の220工場に導入させていただきました。地域は、世界中にひろがりますが、半分ぐらいが、日系の製造業さまの工場です。これまでの当社の経験から、導入に成功した工場の条件が見えてきましたので、ご参考にお知らせしたいと思います。
1.日本国内導入を終え、海外展開をはかっている
2.ERPや生産管理などの管理系のシステムがしっかりと動いている
3.日本人・現地人をとわず、製造現場の指導をトップダウンでしっかりできる
4.身の丈に合わせたシステム要件である
5.日本から進捗状況をしっかりと管理できる
などがあげられます。
逆に、導入に失敗したお客様は、この逆といってしまえばそのままですが、特に海外工場での導入で、問題となるのが、製造現場の協力です。一時的なシステム立ち上げのための本社からの出張対応や腰掛けの総経理では、せっかく導入したシステムが定着しないばかりか、使われずにおわってしまう場合も多いようです。
当社でも多くの外国の方が働かれています。日本語がはなせて、日本に住んでいる彼らと意思疎通をして、本当の理解の上で、共同に仕事をすることすら、大変と感じていますので海外工場ではなおさらのことだと思います。