順徳蜆華多媒体製品有限公司 様

順徳蜆華多媒体製品有限公司 様

生産計画作成の高速化、材料手配計画作成は数時間から数分に短縮
材料、仕掛品、製品在庫の回転率向上、管理業務の標準化



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順徳蜆華多媒体製品有限公司(以降SMCと呼ぶ)は香港蜆壳電器株式会社の子会社である。親会社の香港蜆壳電器株式会社はシーリングファンを世界中に広めた事で有名な会社であり、電子レンジ、デジタルマルチメディアプレーヤーおよびデジタルカメラも研究開発して来た。

1995年からSMCは光学デバイス、各光学映像機器の研究開発を行い、アメリカのプランドメーカーに光学デバイスやユニットを提供している。2010年以降さらにビジネスを拡大し、半導体やLED産業に展開し、様々な分野に挑戦している。

順徳蜆華多媒体製品有限公司 順徳蜆華多媒体製品有限公司
 ■住所: 広東省仏山市順徳区北滘工業園三楽東路18号
 ■設立: 1995年
 ■従業員数: 1,000人以上
 ■主な生産品目:映像機器、定着ユニット、紙トレー、半導体ユニット、LED製品、電気製品

■既存のERPでは業務拡大に伴う多品種少量生産に対応できなくなった。顧客満足度を向上しつつ効率アップを狙い、生産スケジューラを導入した。

SMCは2007年からERPシステムを導入した。以降も業務は拡大し、生産品目や生産量が増え、ERPのMRPシステムと手作業の計画調整では多品種少量生産には対応できなくなって来た。そして得意先のアメリカの大手メーカーから更なる厳密な生産計画とその遵守の要請があった。これらに対応するために、会社は生産計画の改善を中心に、生産計画と材料調達計画のシームレスな連携を考え、生産スケジューラを検討し始めた。
SMCのIT部門や物流計画部門は生産スケジューラについてSI会社から提案を受けつつ、ネット上で世界中の生産計画ソリューションについて情報収集を行った。
SMCは世界的に有名なERPメーカーの製品、香港の某大学が開発した製品、イギリスの生産スケジューラ、および日本のトップシェアを持つ スケジューラ、および日本のトップシェアを持つAsprova に絞った。
そしてシステム選定を2ヶ月で行った。IT部門のマネージャーの周氏が「当社の課題について十分調査していましたので、すぐ決断できました。Asprovaは生産と調達を繋ぐ課題を完璧にカバーしており、代理店による提案も評価が高かったのです」と語った。
そこで、生産リードタイム短縮と生産計画の簡素化を狙い、製造現場を一貫生産のラインに変更して製造プロセスを判り易くし、Asprovaにはラインの選択と投入順序を決定する役割を置いた。シンプルを追求した結果、生産リードタイムは2日から2時間に、生産計画立案時間は3日から1日に短縮することができた。順徳蜆華多媒体製品有限公司
■明確な導入範囲および目標

SMCは選定する前に、自社のシステム要件をまとめて、導入範囲を決めた。そしてAsprovaを導入するにあたって、三フェーズに分け分野を決めた。LSU(レーザースキャンユニット)、Fuser(レーザープリンター定着ユニット)、オプションである。その中で、第一フェーズLSUの導入が行われた。

要件をヒヤリングした後、SMC内部では生産計画と材料調達計画にずれが生じていること、部門間に業務管理の課題が多いことが分かった。そこで、お客様のプロジェクトチームと一緒に、今回の導入目標を「Asprovaを中心に、生産計画から調達計画まで一括で管理し、見える化、在庫削減、業務標準化」とした。
本間様が追究したシンプルな使い方の結果、シンプル故に誰でも議論に参加でき意思決定も早いというメリットが生まれている。また、技術伝承の面でも優れており、立ち上げ当初は本間様がAsprovaで計画を立てていたが、半年後にはローカルのスタッフ2名に引き継ぐことができ、現在もローカルスタッフが運用している。彼らは「Asprovaなしでは業務はまわらない」と口を揃えて言う。 順徳蜆華多媒体製品有限公司
■導入サポートの経緯

プロジェクトはIT部門がリードして、製造部門、調達部門が参画した。全社的導入体制とAsprovaサポートチームの協力で、プロジェクトがスムーズに進んだが、苦労したところもあった。

 ●マスタデータの整備。ERPシステムは数年前に導入したものの、マスタはきちんと管理していなかった。今回のプロジェクトを機に、SMCはすべてのマスタデータを再度整理した。データの精度を向上させ、計画精度も上がった。

 ●特別な要件の対応。たとえば、香港、順徳、海外のサプライヤの納品リードタイムや供給量は多様であり、工程によっても供給される(使用する)材料のロットサイズも異なる。さらに実際の使用量は納期、コスト、納品先によって、変更しているため、Asprovaを導入する前は、調整するのは大変だった。Asprovaを導入後、パラメタの設定や外部のプラグインにより、ほとんどこの課題を解決して、負荷を軽減した。

 ●現場の抵抗感。導入の初期、現場のメンバーはソフトで管理することを受け入れず、抵抗感があった。プロジェクトチームはユーザ部門に説明しながら、役員の方に説得を手伝っていただいた。

  プロジェクトメンバーのPMCマネージャーCandyはこう語った。「全体的にはうまく進んだが、予測できない課題も少なくなかった。お互い理解しながら、情報交換するのが成功の鍵でした。」
今回のプロジェクトでは、調達業務も導入範囲に入っており、Asprovaと既存のERPだけでは、全体的な業務運用に至るのは難しく、プロジェクトチームがそれに応じて、周辺システムの構築にも臨んだ。 順徳蜆華多媒体製品有限公司
■導入の効果及び今後の展開

現在、第一フェーズの導入が終わり、LSUの生産と購買計画はすでに手作業の調整からAsprovaでの自動計画に切り替えた。

 ●生産計画作成の高速化 生産計画が高速に作成でき、同時に材料手配までも計画できた。本来調達部門が数時間かかった材料手配計画が数分でできるようになった。

 ●材料手配計画が改善され同時に、原材料、仕掛品、製品在庫の回転率も高まった。特に安全在庫の管理では、Asprovaの計画結果が予測データとして活用された。

 ●Asprovaと周辺の連携で、帳票が統一化し、部門間の壁をつぶして、全体の業務標準化に役に立った。

「Asprovaがないと仕事になりません。以前の生産と購買がバラバラで混乱した状態に戻ることは想像もできません」と関係者は言った。

今後はFuserとオプションにも導入展開する予定です。
■導入頂いたお客様
 
順徳蜆華多媒体製品有限公司

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