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製造計画と工程管理

seizou_zu.gif 業務内容:普通、製造計画は製造部の各職場(ショップ)の計画、管理係もしくは職長が担当する。そこでは、生産計画(大日程)を基に、必要構成部品を洗い出し(中日程)内作と外作とに振り分ける。次に、工程別、機械別、時間別に予定表(小日程)をつくり、差立をして作業者を割り付け、実際の作業の指示を行う。
問題点:製造工程管理には、次のような問題点がある。
1 標準時間が適切でないため、製造計画が現実的なものにならない。
2 能力と負荷の関係が明確でなく、内外作振り分けがうまくできない。
3 計画担当者が進捗を把握しきれないため、納期遅れなどが発生している。
4 作業の実績データが正しく把握できないために、計画への反映ができない。
機能:製造工程管理は、製造計画と工程管理の機能がある。
〈製造計画〉資材計画(MRP)後の内作品を工程展開し、各工程に負荷を積み、能力を考慮して調整を行い、平準化された作業の順序計画をして、各職場に作業指示をする。
〈工程管理〉発行されたオーダーの進捗に関する報告を受け、作業進捗状況、工程別稼働実績などの報告書を作成する。


出典:JIT経営研究所 平野裕之著

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