基礎から学ぶサプライチェーンマネジメント

2021.03.04生産管理

SCM

サプライチェーンマネジメントとは、材料の調達から、加工、、物流などを経て消費者に届くまでのすべての工程(業務)をマネジメントする手法です。

この手法によってサプライチェーン全体の効率を上げることができます。

しかし、ただ導入すれば良いというわけではなく、効果的な運用を行うにはそのメリットやデメリットを知っておくことが重要になります。

今回は、サプライチェーンマネジメントを理解する上で押さえておきたいメリット・デメリットについてご紹介します。

 

サプライチェーンマネジメントのメリット

サプライチェーンマネジメントのメリット・在庫を管理しやすい

在庫は多過ぎると保管費用が増大します。一方、在庫がなくなってしまうと補充に時間を取られ、リードタイム(発注から納品に至るまでの時間)が長くなってしまいます。

リードタイムが長いとそれだけチャンスロスにつながるため、できる限り避けねばなりません。

 

サプライチェーンマネジメントを導入することで、販売状況などのデータをサプライチェーン全体で共有することができ、需要に応じて必要な分だけ在庫を用意しておけます。

 

・サプライチェーンを最適化しリードタイムを短縮できる

サプライチェーンマネジメントの導入により、発注から納品までにかかるリードタイムそのものを短縮することができます。

 

サプライチェーンマネジメントを導入していない場合、各プロセス内での効率化は図れますが、全体を管理する視点が存在しないため、リソースの偏りが発生しやすいです。

 

サプライチェーンマネジメントを導入すれば、全体を見ながらリソースが過剰な部分はカットし、足りていないところは補強できます。

これにより、各プロセスがスムーズになり、リードタイムを短縮することができます。

 

・全体を管理することでデータ分析しやすくなる

サプライチェーン全体のデータを管理することで包括的なデータ分析が行えます。

より正確な需要予測などを立てることができ、それらを全体で共有することで開発や販売など、各プロセスで役立てることが可能です。

 

サプライチェーンマネジメントのデメリット

サプライチェーンマネジメントのデメリット・導入・運用する際のコストが高い

サプライチェーンマネジメントのシステムを導入するには、大規模な投資をしなければなりません。

システム構築に加え、システムを使えるスタッフの育成も必須です。

また、システム運用や保守・点検などランニングコストも発生するため、それらを踏まえたコスト管理をしなければなりません。

 

・組織を超えたマネジメントが必要

サプライチェーンに参画している企業同士が、無条件に足並みをそろえるのは難しいと言えます。

企業ごとの方針があり、抱えている事情があり、これまで培ってきたやり方があるからです。

これらの条件を無視して「システムさえ導入すれば上手くいく」ということはありません。

 

また、現場単位で見た場合でも、個々の従業員に参画意識が薄ければシステムは定着せずに元の状態に戻ってしまいます。

加えて、現場ごとにシステムを理解し定着させられるだけの技術を持った人材も必要です。

 

サプライチェーンマネジメントの導入には大きなコストがかかるため、システムを導入しただけで効果を上げるように思われがちです。

しかし、システムはあくまでシステムであって、適切な運用がなされなければ期待通りの効果は発揮されません。

 

おわりに

以上、サプライチェーンマネジメントのメリットとデメリットについて説明してまいりました。

ご説明した内容を簡単にまとめると、

サプライチェーンマネジメントのメリットとしては、以下が挙げられます。

 

在庫を管理しやすい

サプライチェーンマネジメントを導入することで、販売状況などのデータをサプライチェーン全体で共有することができ、需要に応じて必要なぶんだけ在庫を用意しておけます。

 

・サプライチェーンを最適化しリードタイムを短縮できる

サプライチェーンマネジメントの導入により、発注から納品までにかかるリードタイムそのものを短縮することができます。

 

・全体を管理することでデータ分析しやすくなる

サプライチェーン全体のデータを管理することで包括的なデータ分析が行えます。

 

サプライチェーンマネジメントのデメリットとしては、以下が挙げられます。

 

・導入・運用する際のコストが高い

サプライチェーンマネジメントのシステムを導入するには、大規模な投資をしなければなりません

 

・組織を超えたマネジメントが必要

サプライチェーンに参画している企業同士が、無条件に足並みをそろえるのは難しいと言えます。

 

また、現場単位で見た場合でも、個々の従業員に参画意識が薄ければシステムは定着せずに元の状態に戻ってしまいます。

 

サプライチェーン・マネジメントについてはこちらでもご紹介しております。

生産スケジューラーAsprova無料体験版差し上げます