漫画でわかる! ループコンベアの投入計画は人間には難しい。最適化できるのか?

2022.10.06S5:ループコンベアの投入順序を最適化したい , X4:漫画でわかる生産スケジューリング

ストーリーの主人公は、未来製作所 金属加工工場 塗装工程の生産管理を担当している花井です。金属加工工場は既に、生産スケジューラAsprovaを導入して、日々の作業指示を作成しています。しかし、ループコンベアの塗装工程だけは、Asprovaではうまくスケジュールできず、仕方なく、花井が毎日Excelと手作業でスケジュールして現場に生産指示をつくっています。

ループコンベアは、多数のハンガーが装着されていて品種や色などにより使用するハンガーが決まります。ハンガーは重く、取り換え作業は重労働になりますので、極力、取り換え回数が少ないスケジュールが望まれます。前後工程の時間的制約もあるので、着手可能日時や納期も考慮する必要があります。

ループしたスケジュールの制約は人間は考えるのがけっこう苦手で大変です。花井は激務のせいもあって体調を崩し、会社を休みます。すると塗装工程の作業指示をうまく作成できず、工場は大混乱になります。

そこへ大口得意先のトランステクニカから「現在は色数は3種類ですが6種類に増やしたい」との要望を言われます。その要望を受け入れないと注文を逸する恐れがあります。現場作業者の負荷を増やすと、社内から不満が噴出します。

どうやってその問題を解決したのでしょうか?
マンガ動画をご覧ください。

技術革新や予測不能な外的要因に迅速に対応できるよう製造業務においては、より一層生産プロセス全体の改善と生産効率向上が求められています。 データやデジタル技術を活用し、生産リードタイム短縮や在庫・コスト削減などを実現する製造現場におけるDX推進の一つとして、生産スケジューラの導入がカギとなります。 次のページでは、生産スケジューラ導入によって具体的にどのような業務改善が実現したのか導入企業の事例もご紹介しています。ぜひご参考にしてください。 img_banner_aps
タグ : 塗装工程