生産スケジューラのAsprova
 
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生産スケジューラの有効利用--生産管理システムのベテランが語ります

【 2009年1月17日:更新 】

不況時代の生産スケジューラのあり方

アスプローバ株式会社

副社長 藤井賢一郎

 当社も、15年目を迎え、1000工場以上のお客様にご採用いただけるようになりました。

 わたくし自身も、代理店の時代に、当社製品に限らず他社製品も含めて、300工場以上にスケジューラを導入しまいりました。前回の日本の製造業の失われた10年間に多くのお客様とのお付き合いができたことになりますが、総じていえる企業精神は常に前向きにということです。100年に一度という不況といわれていますが、企業としても存続を続けるか?倒産するか?のいずれかです。自ら戦うことなく、不況時代を首を引っ込めてまつ製造業に明日はありません。これまで以上の大きなパラダイムシフトが想定される今回の不況明けの時代にそなえて、積極的な投資が必要です。

 しかし、資金に限りがあり、少ない投資で最大の効果をあげなくてならない厳しい環境には、かわりありません。アメリカの製造業が前回の不況の時に、アメリカのシンボルといわれる不動産までも日本企業に買収されるという屈辱の中、ITを利用し、以下に復活してきたか?そこにも今回の不況脱出のヒントはあります。徹底的な成功例の研究、それを自国に適用するための努力と工夫。SCMという一見あたりまえの効率システムの前に立ちはだかる壁を標準化とローカルルールの打破という形の中で、構築してきたのが、この国の功績だと思います。

 ひるがえって、日本はどうでしょうか?グローバル企業とよばれる勝ち組企業は、世界基準への標準化を協力に推進してきました。グローバルであるが故の今回の影響度の大きさという負の面もございますが、資源もなく、人口も減少傾向にあるこの国で、内需拡大という免罪符がどれほどの効力があるかは、単純な計算をしてみれば、すぐにわかることです。

 標準化をおそれてはなりません。ITソフトはあくまでツールです。カスタマイズを加えて独自性を誇示したところで、世界の競争には生き残れません。これまでも多くの製造業の基幹システムが、独自のカスタマイズシステムであることが、調査されています。当社には多くの外国人の社員がおりますが、業務の標準化とコミュニケーションなしには、社業はなりたちません。日本の製造業も生産スケジューラのカスタマイズという意識をすててください。この不況を抜け出した後の世界は、モーセが海を開き、ユダヤの民を新しい地に導いたようにまったく新しいパラダイムが想定されます。生産スケジューラをノンカスタマイズで導入する。それにより、運用においての改善を行い、過去の悪癖を打破する。そのスピードと効率性、結果としての早いIT投資回収こそが、企業のROIをたかめることは、わたくしどもの200を超える海外工場への導入実績がそれを物語っています。彼らは多民族の活力の中で、標準化を武器に、IT基盤の変化や人員の移動など、カスタマイズされたシステム=属人化されたシステムといった障害を克服しています。

 日本が世界で高い地位を占めていくためには、日本の製造業が革新的技術・製品を世界に発進するにあたり、サポート業務の標準化とシステムのスリム化が不可欠です。2009年は多くの調査会社の企業アンケートの中で、システムソフトウェア自体のTCOの削減が喧伝されています。わたくし自身、製造業の情報システムに所属し、システム開発にたずさわっていた時には、年に1度しかつかわない帳票開発やローカルな部署にしか必要のないシステムプログラムを多数つくってきました。生産スケジューラも、当社が推奨するAsprova Lightは、単に価格が安い製品というのではなく、日本で最も多くのお客様をもつ当社が、お客様の声を反映して、最大公約数的、必要にして十分な機能コアを提供するものです。また、顧客要件において不可欠の要望には、オプションアドオンで応えるという形式をとっています。生産スケジューラメーカのリーダである当社が、この時代にお客様のために提供させていただいた製品とご理解ください。

 最後に、日本の製造業の皆様が、この悪環境に身を縮めることなく、過去の亡霊にしばられることもなく、新しい世界で当社のような戦略的システムを武器に勝負されることを期待します。


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