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自動車・自動車部品

自動車・自動車部品

業界の特徴と課題

自動車業界は、バリエーションの多様化、部品のモジュール化、グローバル化、納期短縮が要求され、このような環境下で在庫を削減しながら納期厳守することが必要です。製品の需要変動はハイテク分野ほどは大きくありません。しかし、特に自動車部品メーカーでは、製品の需要変動の波がTier1, Tier2, Tier3・・・と波及する中で、供給部品の需要変動に大きな変動が発生します。これは「ブルフィップ効果」と呼ばれているもので、需要変動の影響は、サプライチェーンの上流に行くほど大きくなります。このような環境下で、在庫を最小限に保ちながら納期厳守する必要があります。


短期スケジューリング

部品メーカーにおいて、このような需要変動に対応するには、設備や人員の負荷を考慮した有限能力スケジューリングにより在庫を増やさず、リードタイムを短縮した生産スケジュールを作成する必要があります。そして、その結果および工程の進捗状況を誰からでも見えるようにすること「見える化」が肝要です。


パラメトリックBOM

製品バリエーションが多くなると、スケジューリングに必要な通常BOM(部品表)の作成が困難になってきます。AsprovaではパラメトリックBOMにより、BOMの中に各種条件式を登録して、複数のバリエーションを1つのBOMで表現することができます。


中期スケジューリング

顧客からの内示オーダを入力し、FCR(有限能力ラフスケジューリング)又はMRPにより、3ヶ月売上・利益計画、設備負荷計画、要員計画、製造計画、購買内示、外注内示、長納期品購買指示を出力します。


中期・短期スケジューリングの連動   【内示・確定の調整】

中期スケジューリングにより生産準備を行い、確定オーダを入力してスケジュールし、内示と確定のずれを調整しながら、現場への作業指示を出力します。


長期スケジューリングとKPIの算出 【年度経営計画】

販売計画や需要予測を入力し、FCR(又はMRP)によりKPIを試算、長期要員計画・長期設備負荷計画・長期購買計画・長期売上利益計画を出力します。


グローバル生産情報共有化

ネットワーク上のどのPCからも使用可能です。データを共有し、グローバルな生産情報共有化を実現します。


導入実績製品分野

エンジン部品・ドア・シャーシ・内装・金型・ショックアブソーバ・車両検査・パイプ・チューブ・エンジン・クレーン車・ゴム・航空部品・試作ボディ・ブレーキ部品・高圧ホース・シート地・ワイヤーロープ・変速機・カムシャフト・クランクシャフト・ケース・ワイヤーハーネス・バイク・自転車・・・

導入事例

タイヤ - 泰豐輪胎株式会社(台湾) 様
自動車センサ - 日本特殊陶業株式会社 様(国内導入)
自動車センサ - 日本特殊陶業株式会社 様(海外展開)
自動車用部品
自動車よう精密機能部品 - サンコール株式会社 様
自動車関連製品 - 西川ゴム工業株式会社 様
自動車部品(電動パワーステアリング) - 株式会社浦和製作所 様
燃料噴射システム - 株式会社ミクニ 菊川工場様
アクセル・プーリー・ペダル - 株式会社 湘南ユニテック様
ワイヤーハーネス - 自動車関連部品工場様
ピストン
ミッションギア