生産スケジューラのAsprova
 

生産スケジューラAsprova(アスプローバ)とは

第五回 2008年1月

第5回 Asprova 活用研究会

2008年01月22日に、第5回となるAsprova活用研究会を開催しました。
今回のテーマは 「COMインターフェース活用術」 で、COMインターフェースの概要や活用事例をご紹介しました。

参加メンバー

株式会社 浦和製作所森谷様
坂本様
株式会社 大村製作所工藤様
株式会社 アドイン研究所木下様
NECネクサソリューションズ笠原様
 
アスプローバ高橋
井坂
田中
荻田

Asprova APS 新機能のご紹介

Asprova APS Ver.5.1.2からVer.5.2.0までの主要な新機能
  ・ツールボタンの実行内容をカスタマイズできるようにしました。
  ・大量データでも資源ガントチャートを高速にスクロールできる高速描画モード機能を追加しました。
  ・ガントチャートで資源量に応じて行の高さを自由に変更できる機能を追加しました。
などについて、デモンストレーションを交えてご紹介しました。

その他の新機能・過去の新機能はこちらでご覧頂けます。


COMインターフェース活用術

今回のテーマ「COMインターフェース活用術」ということで、

  • COMインターフェースとは何か(COMインターフェースの概要のご紹介)
  • COMインターフェースで出来ること
    • プラグインとは何か
    • オートメーションクライアントとは何か
  • COMインターフェースの活用例(事例のご紹介)
    • 時間方向に分散して割り付ける
    • パレットサイズと歩留まりを考慮した製造ロットサイズの更新
    • 帳票の元データの作成
    • 周期的なカレンダーの自動生成
など、10の活用事例のご紹介と、COMインターフェースの概要や活用事例についてご紹介および、今年の2月から定期開催を開始したAsprova COMセミナーをご案内しました。

今回参加して頂いた方だけでなく、COMについてご興味をお持ちの方は、Asprova COMセミナーを受講して頂くとよいでしょう。
COMインターフェースの概要・基本がメインの「Asprova COMセミナー入門編」、さらに実践的な内容がメインの「Asprova COMセミナー実践編」の2種類のセミナーに分かれていますので、状況に合わせて選択して頂けます。

COMセミナーの日程・内容については、セミナー日程でご覧頂けますので、是非ご検討下さい。


ディスカッション

参加者の皆様は、COMがどのように活用できるのか?にご興味が強く、ご紹介した事例についてご感想を頂きました。

参加者A
「事例にあった、周期カレンダーはいいですね。たまに30日稼動などがあるのですが、作業者のシフトを組むときに周期カレンダーの設定は、直感的に設定できますね。」

この周期カレンダーは、拡張プラグイン集に収録されていますので、すぐにお試し頂けます。
拡張プラグイン集はソースコードも付いていますので、自社向けに変更してご活用して頂くこともできます。ぜひお試し下さい。


また、COMを利用してどこまで精度の高い計画にするか、と言う点でも様々な意見が出てきました。

参加者B
「Asprovaの計画に合わせて現場で製造して欲しいが、なかなか難しい。
 COMを使って、現場の流れに近いものになればと運用がスムーズになるのでは、思っています。」

参加者C
「それをCOMで忠実に再現するべきなのか、Asprovaのロジックが正と考え方を変えるか、難しいところです。」
 要望をヒアリングして、どこまで対応するかなど、折り合いをつけて導入を進めるのは、かなり労力が必要です。」

様々な難しいご要望にもCOMを活用することで対応が可能なので、COMを使って対応するべきか、Asprovaの標準機能のみで対応し運用で柔軟にカバーするのか、は難しいところです。しかし、どちらの場合でも、導入や検討の初期段階で十分検討しておくことが重要となります。


そして、議論はCOMインターフェースの話題から、マスタ設定・計画の精度について、に広がっていきました。

参加者A
「マスタのつくり方も重要。あまりに細かくやりすぎると、現場とあわなくなることもあるし、粗くし過ぎると、簡単になりすぎて使い物にならなくなります。
現場の人の意見を入れて、マスタを作成することが重要。」

参加者D
「Asprovaの計画は秒単位ででますが、運用では現場に柔軟に対応してもらうという方法もあります。」

参加者C
「Asprovaのラフスケジュール機能を使えば、材料の投入ポイントを多少ファジーだがホストの固定リードタイムより、高精度の投入スケジュールができます。詳細計画は現場にまかせ、材料の投入をスケジュールしてあげる方法も良いですね。
ラフスケジュールの、あいまいだがあいまいではない、のが重要です。」



COMインターフェースは、標準機能では解決できないご要望などに対応するには強力な機能ですが、COMインターフェースはハードルが高くてなかなか手を出せない、という印象を持たれていたと思います。今回の活用研究会でCOMの概要や事例をご紹介することで、COMがより身近に感じて頂くことが出来たかと思います。

また、ディスカッションでは、主題であるCOMインターフェースだけでなく、スケジュールする上で重要なマスタデータの精度などについて議論することができました。

主題とは少しそれましたが、今の運用でポイントとなっている話題について他のユーザの方からご意見を頂くことができ、今後の運用や改善の参考にして頂くことができたことと思います。